10年以上の弁護士経験を持つ民事訴訟弁護士、マックスJ. キムラは2021年、デーモン・キーにアソシエイトとして入所。建築法、訴訟・紛争解決、上訴業務グループに所属し、建設訴訟を専門としています。カリフォルニア大学、ヘイスティングス・ロースクールで法務博士を取得しました。
デーモン・キー入所以前、マックスはホノルルの法律事務所で9年間アソシエイト弁護士として勤務し、主に人的被害、建築物の欠陥、製造物責任、契約違反に起因する訴訟の保険弁護を担当しました。その他の業務分野は、原告訴訟、不動産、遺産計画、および差押えなど。マックスは、複雑な問題をシンプルかつ分かりやすく提示し、クライアントに公正かつ有利な結果をもたらすことで高い評価を得ています。
弁護士としてのキャリアをスタートさせた当初は、サンフランシスコの大手原告団法律事務所で、アスベストとタバコの訴訟を専門とするアソシエイトを務めていました。そこで、クライアント、相手方弁護士、裁判官と誠実でプロフェッショナルな関係を保ちつつ、数百万ドル規模の重い案件を担当する経験を積み、サンフランシスコの高等裁判所のドナルド・S・ミッチェル判事の元で司法実習生として、法的調査を行い、裁判所命令や判決文を起草しました。また、日本の徳島にある私立英会話学校で7年間、マネージャー兼インストラクターとして勤務した経験もあります。その経験から、忍耐力と理解力、簡潔な話し方や書き方を学びました。ニュージーランドや故郷のハワイで、学生やその家族のための海外旅行プログラムを企画・運営・指導したことも、大きな思い出のひとつです。
セントルイス校卒業後にハワイ大学に入学、翌年カリフォルニアに移り、短期大学を経てカリフォルニア大学アーバイン校へ、卒業後はカリフォルニア大学区バークレー校で歴史学の修士号を取得しました。
大学在学中は、仕事、学業に勤しむ傍ら、旅行にも出かけました。夏の間は旅行費用を捻出するために、2つの仕事を掛け持ちし、ニューヨークやロンドン、パリなど、今まで映画でしか見たことがなかった場所へと出かけました。ソルボンヌ大学に留学していたマックスがパリに滞在していた頃、ベルリンの壁崩壊のニュースがヘッドラインを賑わしていました。早速、16時間かけて列車で移動し、歴史的な出来事を目撃。さらに歴史の断片である壁の実物を手に入れました。
学部を卒業する数カ月前、マックスは、バークレー校への出願が却下された場合に備えて、予備としてロースクールに出願することにしました。結果、歴史学部の大学院、ロースクールの両方に合格したため、カリフォルニア大学バークレー校で歴史学の修士号を、ヘイスティングス・ロースクールで法務博士を取得し、卒業後は弁護士になることを選びました。
「人との出会い、会話、つながりを楽しんでいます。どのクライアントにも非常に興味深いテーマ、ストーリー、人生があり、裁判であれ調停であれ、そのことを伝えることが大好きです」と、マックス。現在は妻、5人の子ども、3羽の鶏、1匹の犬と共にホノルル在住。
所属会・コミュニティー活動
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