奉仕に意欲を燃やす、デーモン・キーの新取締役

その献身的な仕事ぶりは、ロス・ウエハラ・ティルトン弁護士の面目躍如たるものがある。ハワイ州とワシントン州で弁護士および公認会計士(CPA)の資格を持ち、自らがローカルビジネスの起業家でもあるロスは、デーモン・キー・レオン・カプチャック・ハスタート法律事務所の専任弁護士として、素晴らしい能力と洞察力をいかんなく発揮している。当事務所に入所以来、独自の理解力で問題に取り組むロスの、豊富な資格と貴重な実務経験は、すべてのクライアントに多大な恩恵を与え続けてきた。これらは、彼を当事務所の新ディレクターとして歓迎する数ある理由の一部だ。

ロスの専門分野は、ビジネス・商法、税務計画・係争、信託・検認訴訟、遺産計画、上訴、および訴訟である。ハワイ大学マノア校ウィリアム・S・リチャードソン・ロースクールで法律の学位を取得。 また、国際的に認知されているボストン大学の大学院法学修士課程で租税学のLL.M.(法学修士)を取得し、遺産計画の資格証も取得している。常に向上心を抱き続けるロスは、ハワイ大学マノア校で政治学の学士号を取得し、同時にハワイ大学西オアフ校で会計学の学士号を取得。どちらもたいへん優秀な成績(マグナ・クム・ラウデ)で卒業した。

デーモン・キーの社長であるクリスティーン久保田は、「当事務所に入所以来、ロスは複雑な問題に対する解決策を提供しつつクライアントを成功に導いてきました。豊富な法律経験と税法の資格に加え、彼のクライアント・サービスへの情熱は、デイモン・キーでも傑出した存在です」と、述べている。

ロスは、弁護士でありながら、実際にビジネスを成功させてきた経験を有し、パートナーとともにハワイで3つの中小企業を経営している。それらは、カイムキにあるマルチロースターのスペシャルティコーヒーショップ「The Curb Kaimuki」、自然派ワインと低農薬ワインのみを販売するボトルショップ「Kaimuki Storeroom」、そして、ハワイ州全域を対象に自然派ワインとスピリッツの輸入・卸売を手がける「Kaimuki Store」の3つである。

「私の法律経験、会計の専門知識、ビジネスのバックグラウンドを結集してクライアントにサービスを提供することは、非常にやりがいのあることです。私たちは、法的な意思決定だけでなく、最高レベルの重要なビジネス上の意思決定も一緒に行っているのです」と、ロスは語る。

ロスは、クライアントがビジネスを成長させ維持するためにしばしば必要とされるリスクテイクと、事業体の安全を維持するために必要な健全な法的判断のバランスを取るのを支援する唯一無二の能力を備えており、クライアントに質の高い結果を提供し、彼らの成功に全力を注ぐことをモットーとしている。 ハワイで、彼の実践的で解決志向の法的業務に匹敵する弁護士はほとんどおらず、さらに自らが中小企業オーナーである弁護士はほとんどいない。

ロスによれば、一部の弁護士、特に実際のビジネス経験を持たない若い弁護士は、何かが不可能であるとか、リスクが高すぎると助言する罠に陥りやすいという。 しかし、それでは経営もままならない。「ビジネス・オーナーとして、私たちはある程度のリスクを負わなければならないことを知っています。 パンデミック(コロナウイルスの世界的流行)の際、経営が立ち行かなくなるのではないかと心配で眠れない夜を何度も経験したビジネス弁護士として、私はクライアントの立場を理解しています。 このような状況を切り抜ける能力を備えていることは、私のサービスを、この街の他の多くの弁護士とは一線を画すものにしているのではないかと自負しています」とロス。

地元の多数の中小企業に好結果をもたらしたことに加えて、ロスが最も満足した成果のひとつは、1億ドルの建設会社売却において売主の代理を務めたことだという。 「国内外を含む大規模な取引で、複数のオフィスやタイムゾーンにまたがって多くの調整が必要でした。 多くの場合、この規模の取引はロサンゼルスやニューヨークの大規模な事務所が担当することになりますが、この取引で最初から最後まで指揮を執ることができたのは、私にとってやりがいのあることでした。 大企業の大型案件を手伝うにせよ、中小企業経営者の新規事業立ち上げを手伝うにせよ、私の仕事はすべて、事業を生計の糧としている現実の人々を支援することであるという事実に軸足を置いています」と付け加えた。

ロスは米国法曹協会のメンバーであり、さまざまな業務分野の部門委員を務めている。 また、ハワイ州法曹協会の3つの委員会でも活躍しており、そのうちの1つである税務部門では、過去に理事、副委員長、委員長を務めた。 ハワイ相続計画協議会のメンバーであり、カペナ・スクール・オブ・ミュージック・アンド・クリエイティブ・エクスプレッションの理事も務める。

2011年以来、ロスの社会奉仕活動は主に子どもと家族法に焦点を当てている。 家庭裁判所のCASAプログラムを通じて、ハワイの里親制度に関わる子どもたちのために国選特別弁護人(ガーディアン・アド・リテム)を務めるほか、キッズ・ファーストの団体指導員も務めている。 弁護士業務に専念した後も、主に家族法などの分野で無料上訴を通じた社会奉仕活動を続けている。

ロスは、2024年のBest Lawyersに選出され、Ones to Watch® in Americaにおいては、7つの主要業務分野で名を連ねた。また、Super Lawyersの遺産計画・遺言検認部門でも「ライジング・スター」に選ばれている。

複雑なビジネス問題に有利な解決策を提供するデイモン・キー。多くの熟練弁護士の中に、新しいディレクターが加わりました。ロス弁護士およびデイモン・キーの弁護士全員については、hawaiilawyer.comをご覧ください。