B. マシュー・ゴソンは、デーモン・キーの事業・商業法および移民・帰化法専門部にて、アソシエイトとして実務を行っています。日本語が堪能なので、その語学力を生かして日本語を話すクライアントをサポートいたします。
マットはハワイ大学マノア校ウィリアム・S・リチャードソン・スクール・オブ・ローにおいて、太平洋アジア法学証書を取得し、第二優等 (Magna Cum Laude)で卒業しました。在学中、6科目(国際商取引;日本の法律と社会;高齢者法;非営利組織;信託と遺産;並びに契約書の起草)で最優秀の成績を収めたことにより、CALI Excellence for the Future Awardsを受賞。また、Jessup国際模擬法廷チームの口頭弁論者としても活躍しました。
ロースクール在学中、マットが執筆した日本の育児・介護休業法改正に関する論文は、太平洋アジアに関連するテーマに関する2年次セミナーの最優秀研究論文に選ばれ、Frank Boas賞を受賞しました。また、日本法研究を志す成績優秀な学生に授与されるSam and Helen Piesner日本法研究奨学金と、ロースクール入学前のキャリアで成功を収めた学生に授与されるSpirit of Alison Adams奨学金を授与されています。加えて、リチャード・チェン教授のリサーチ・アシスタントとして、社会文化的・構造的影響が投資家対国家の紛争解決(民間投資家が条約違反の疑いで国を訴える制度)の実務にどのような影響を与えるかについての研究をサポート。無料奉仕業務としては、ハワイ大学ロースクールとKōkua Kalihi Valley Comprehensive Family Servicesが協力して低所得のクライアントに法的サービスを提供するMedical-Legal Partnership for Children in Hawaiiにも携わりました。
2022年夏には、アジア・オセアニア全域に事務所を構える多国籍法律事務所である弁護士法人One Asia (One Asia Lawyers) の東京事務所で法務インターンを務め、シンガポールやマレーシア、インドネシアなどの東南アジア諸国における日本人クライアントを法的に支援しました。
ロースクール入学前は、徳島でJETプログラムの外国語指導助手として、高校生に第二外国語として英語を教えるとともに、聴覚支援・視覚支援学校で非常勤講師を務めていたこともあります。
マットは、人々が目標を達成する手助けをすることに喜びを感じ、彼らの成功の一翼を担えることを嬉しく思っていると言います。事業・商業法に携わる弁護士として、自分の仕事がハワイの人々、特に若い世代に新たな経済的機会をもたらす一助になることを願っているのです。
マットはウィスコンシン州ミルウォーキーのマーケット大学で生物学と経済学の学位を同時に取得しました。生まれたのはニューヨークですが、3歳の時にハワイに移住。オアフ島のミリラニで育ち、ダミアン・メモリアル校を卒業しています。仕事以外では、読書やサイクリング、ランニング、ハイキング、楽器演奏や写真を楽しんでいます。旅行を好む彼は、デーモン・キーがメリタス・ネットワークに参加していることから、さらに多くの世界に触れることができるのではないかと楽しみにしています。
所属会・コミュニティー活動
- 米国法曹協会
- ハワイ州法曹協会
- 司法アクセス・ルーム(ホノルル地方裁判所)、ボランティア
- JETプログラム同窓会(元参加者の会)
法曹登録
- ハワイ州
- 米国地方裁判所ハワイ地区