アンバー・ヨナミネは、事業・商業法、不動産、遺産計画を専門分野に、デーモン・キーでアソシエイトとして実務を行っています。ウィラメット大学ロースクールをクム・ラウデ(優等生)で卒業。在学中はアジア太平洋米国法学生協会の副会長を務めました。
ロースクール在学中は、ムートコート(模擬法廷)の委員として、1年生の上訴コンテストで準優勝を果たしました。また、 ビジネス法学会、女性法学者会議、多文化法学者協会のメンバーとしても活躍。民事訴訟法、不法行為法、信託と遺産のクラスでは、ズーム・アシスタントとティーチング・アシスタントを務め、初級信託・遺産クリニック、上級信託・遺産クリニック、連邦所得税、担保付取引、土地利用計画の各クラスでは、成績上級者として表彰されました。
2020年にはデーモン・キーで夏季アソシエイトを務めたほか、ウィラメット大学の臨床法プログラムで法務インターンとして、遺言、信託、委任状、事前医療指示書などの作成に携わるなどの経験を積みました。
オレゴン州司法省では、民事訴訟課の法務部員として、収容者訴訟案件の法的調査メモや答弁書を作成し、調停、宣誓証言、裁判準備の補助を担当。LexisNexisの学生代表として毎週、法学部の学生に法律研究のヒントを示しました。
ロースクールに入る前、アンバーはオレゴン州立大学で環境工学の理学士号を優秀な成績で取得しています。在学中は、工学部の学部長奨学金を受け、女子アルティメットディスク部の役員およびキャプテンを務め、高校エンジニアリング・アウトリーチでボランティアも行いました。Clean Water Servicesでプロセスエンジニアリングインターン、Carestream Health Incで環境エンジニアリングインターン、Oregon State University Recreational Sportsでスポーツクラブ委員会メンバー、Women and Minorities in Engineeringでアンバサダーを務めています。
工学の学位を取得し、いくつかの仕事を経験したアンバーは、工学は興味深く刺激的ではあるものの、自分が望む程度に人と接する機会を与えてはくれないと思うようになりました。そこで彼女はアドバイザーに相談したところ、環境工学からの自然な移行先として環境法をすすめられたと言います。
「さらに調べてみると、弁護士には、論理的思考や分析的思考など、エンジニアと同じようなスキルが求められることがわかりました。さらに、弁護士はエンジニアよりも人と接する機会が多いのです」と、アンバー。その後、工学で培った分析的な能力が遺産計画に最適であることに気づき、信託と遺産管理に関する法律を専門とするようになりました。
信託や不動産の仕事は、論理的思考と顧客との対話のバランスがちょうど良いと、アンバーは言います。彼女は、この法律分野でクライアントのために行われる重要な仕事について、非常に高く評価しています。「私は、人々が将来のために計画を立て、遺産計画と管理のプロセスを理解していただくお手伝いに携われて嬉しく思っております。死は人生において避けられないものであり、遺産計画を立てることは、愛する人に残せる最大の贈り物のひとつではないでしょうか?」
ハワイ州ミリラニの生まれ育ち。2012年にミリラニ高校を総代で卒業しました。趣味は、アルティメット・フリスビー、ヴィンヤサフロー・ヨガ、インドア・ロッククライミングです。ハワイで最も有名なアルティメット・リーグ・アソシエーションのメンバーで、アルティメット・フリスビーの普及とプレーに努めています。
所属会・コミュニティー活動
- 米国法曹協会
- ハワイ州法曹協会
- ハワイ・アルティメット・リーグ・アソシエーション
法曹登録
- ハワイ州
- 米国連邦地方裁判所(ハワイ地区)