シェーン・ヨネモリは、事業・商業法、遺産計画、コンドミニアム・地域自治会法および保険訴訟を専門分野に、デーモン・キーでアソシエイトとして実務を行っています。ハワイ大学のウィリアム S. リチャードソン ロースクールで法務博士を取得、同時にハワイ大学、シャイドラー・カレッジ・オブ・ビジネス(経営学部)でM.B.A.を取得しています。
ロースクール在学中には、「社会変革のための組織化」の授業で最高得点を獲得し、「CALI Excellence for the Future 賞」を受賞。ハワイ州商業消費者局金融機関課のインターンとして、さまざまな法律問題について調査・執筆し、ハワイの小額融資業者向けのエクセル表計算ツールの初稿を作成しました。
また、韓国のトップ10に入る法律事務所で、夏期法務助手を務め、国際取引・国際紛争処理部門に所属し、国際訴訟のための調査、複雑な国境を越えた法律問題についての覚書の作成、多国籍企業間の契約書の作成・レビューの支援などを担当しました。リーガル・エイド・ソサエティ・オブ・ハワイ(ハワイ州法律扶助協会)では、ボランティアの法律事務員として、低所得者のクライアントを支援するための法律調査を手伝い、教材作成に携わりました。
法学博士号を取得後は、ホノルルの法律事務所でアソシエイト弁護士となり、ディスカバリー、訴訟戦略、法的調査、動議やその他の答弁書の作成、クライアントの法的権利のアドバイスなど、裁判前の訴訟のあらゆる側面を担当しました。それ以前は、セントラル・パシフィック・バンクで機密保護法アナリストとして、疑わしい顧客の行動を定期的に調査し、厳格な法的基準の遵守を徹底する業務に従事していました。
学位を取得する傍ら、香港のスタートアップ企業Tripsola社でフリーランスのオンラインマーケティングマネージャーを務めたこともあります。クロスマーケティングの機会を促進することで、わずか1年余りで同社のオンライン・ファンを2倍に増やすことに成功。また、ソーシャルメディアを通じた顧客との交流を深めるためのマーケティングキャンペーンを展開しました。
ハワイ島ヒロ生まれ。ハワイ大学ヒロ校で言語学とコミュニケーションを専攻、英語を副専攻し、中国研究、グローバル・エンゲージメント、第二言語としての英語教授法の修了証書を取得しています。韓国語は、中級程度の会話・読み書きができる語学力を有しています。
幼いころから常に、心の隅に弁護士になりたいという思いがありました。韓国の片田舎で一家を育てた母方の祖母の夢は、家族から弁護士を輩出することでした。その結果、母親をはじめとする家族の中に、明確な寛容さと思いやりが芽生えたと、彼は語ります。高校卒業後大学に入学するまでの間に、彼は韓国で過ごし、ロースクールへの進学と弁護士になることを決意しました。「その年に、シンガポールから来た弁護士と親しくなり、彼女は私のメンターとなりました。彼女の好奇心、批判的思考、恵まれない人々に対する弁護士としての総合的な思いやりは、私が家族から受け継いだ資質と同じであり、将来の弁護士として他者のために業務に携わる際に見習いたいと思ったのです」と、語ります。現在はホノルル在住で、時間があるときはハイキングや写真、新しいレストラン巡りなどを楽しんでいます。
所属会・コミュニティー活動
- 米国法曹協会
- ハワイ州法曹協会
- リーガル・エイド・ソサエティ・オブ・ハワイ
法曹登録
- ハワイ州
- 米国連邦地方裁判所(ハワイ地区)